JR千葉支社は15日、14日午後0時15分ごろ、JR総武快速線東京駅に到着した成田空港発池袋・大船行き上り成田エクスプレス(12両編成)の車掌が居眠りし、ドアを開けるのが遅れるトラブルがあったと発表した。運行に影響はなかった。
同支社によると、居眠りをしていたのは40代の男性車掌。東京駅に到着した直後に交代の男性車掌に声を掛けられ発覚した。同社の事情聴取で車掌は「体調があまり良くなかった」と話しており、千葉駅通過後から約20分間寝ていたとみられる。
勤務前に実施した健康チェックで異常は無かったが、9日に動悸(どうき)があり、病院で医師から薬を処方されていたという。同支社は「お客様に不信感や不安を与えたことに深くおわび申し上げる。指導を徹底していく」とコメントした。
JR東では今年に入り、乗務中に居眠りしたり読書したりするなどの不祥事がこれまでに6件起きている。
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