まき・ひでとし 電通でスポーツマーケティングに携わり、16年大会の招致活動にもかかわった。52歳
http://www.nikkei.com/news/image-article/?R_FLG=0&ad=DSKKZO8649292007052015UU8000&bf=0&ng=DGKKZO86492910X00C15A5UU8000&z=20150508
●東京五輪の広告業務は電通の一社独占
快走・五輪マーケティング(上) 東京組織委マーケティング局長・槙英俊氏に聞く 空前のスポンサー契約額
2015/5/8付 日本経済新聞 朝刊
http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1402073758/173
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO86492910X00C15A5UU8000/
――東京大会は電通が指定代理店を務める。
「電通の存在がシステムとして有効に働いているのは確か。昨年から電通には多くの企業からスポンサーへの関心が寄せられていた。いま決まっている13社は全てその中にあった企業だ。組織委はスポンサー集めをする際、IOCの最高位スポンサーの業種に抵触しない分野に限られるうえ、IOCと交渉してその業種を組織委側に譲ってもらわなければならない。どの業種ならスポンサー需要があるかの情報を持っていれば、業種や金額の設定など戦略は立てやすく、スポンサーを見つけるのも早くなる」
「海外では(大会側と企業側を仲介する)電通のような代理店はいない。組織委自ら販売営業するのが基本で、広告代理店はあくまで企業の代理人。組織委は広告代理店への手数料を削減できるが、営業をかけて契約に至るまで時間もかかるし、リスクも抱える」