失敗作か」「失敗したのは文科省の政策」
「脱ゆとり宣言」に“まるで差別用語”と猛反発続出
2016.05.13 R25
馳 浩文部科学大臣が「ゆとり教育と決別する」と発言、これがネット上で波紋を広げている。
馳氏は5月10日におこなわれた記者会見で、「ゆとり教育を全否定するものではない」としたうえで、「ゆとり教育がゆるみ教育と、間違った解釈で現場に浸透してしまったのではないかという危惧と、そういう現場の声」があると説明。学習指導要領の改訂を控え、“脱ゆとり教育”宣言をすると話した。
Twitterには、“ゆとり世代”と思われるユーザーから、
「ゆとり教育との決別ですか...。結構なことだと思いますが。あたしらは何なのでしょう。そうですか。失敗作ですか。ありがとうございます」
「ゆとり世代の何が悪いの
別に特になんの不満なく学校生活をゆとりで生きてきたけど世間様は不満だと言いたいの?」
「これだからゆとりは。ってまだ言われなきゃいけないの?
いっとくけど決めたのあんたらだからなって言いたいだけです。はい」
「ゆとり教育最後の世代と言われるわたしの年ですが
ほんとゆとりなんて感じたことないし
なんでそんな差別用語的に言われなきゃならないのかむかつく」
と、不快感をあらわにする声が多発している。
http://r25.jp/society/00050615/
関連スレ
ヤンキー義家副大臣「いや~生徒を4時間監禁しましたよ 用具はボコボコ」 馳文科相「俺なんか竹刀1週間に1本折ってたもんね」
http://next2ch.net/test/read.cgi/poverty/1444716912/
↓
政治・国際 立憲デモクラシー講座・山口二郎教授
[5]安部政権は「戦後」に復讐を企てた
安保法制反対運動の収穫ー憲法、特に9条は依然として訴求力を持っていることを発見、山口二郎
(略)
それからもう一つ、良い意味で、ゆとり教育の成果という点が挙げられます。この間、元文部省の寺脇研さんと話をしたときに、私が「SEALDsはいいですね」と言ったら、寺脇さんが「あれはゆとり教育の成果だ」と自慢していました(笑)。
しかし、これはあながち嘘ではありません。SEALDsのメンバーには、東大生がほとんどいない。つまり偏差値の面で、「秀才」と言われる人たちが行う運動ではない、ということなのです。しかし、東大生でなくても、彼らは素晴らしいスピーチをして、我々を感動させてくれた。
つまり、ゆとり教育で目指したのは、教師が上から正解を教えこむのではなく、子どもたちが自分なりに問いを立て、自分なりの答えを探して、いろいろ調べて、自分なりの考えを人に向かってわかりやすく説明する、という訓練です。これについては、SEALDsのメンバーの学生たちを見ていると、見事に実を結んだという感じがします。ここで新しい政治文化が始まった。私は、この点に関しては楽観的に見ています。
(以下略)
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2016030800007.html