熊本県で最大震度7を観測し、各地に深い爪痕を残した熊本地震は14日、発生から1か月を迎えた。
死者49人、安否不明者1人、建物損壊は8万3000棟を超え、今なお約1万人が避難所に身を寄せている。被災地ではこの 日、鎮魂の黙とうがささげられ、復興を誓い合った。
熊本市中央区の市災害ボランティアセンターでは午前8時頃か ら、スタッフ約70人が黙とう。14日も県内外から約800人が集まり、中川奈穂子センター長(51)はハンドマイクを握り、「皆さんの力を借り、少しずつでも前を向いて歩いていきたい」と呼びかけた。
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