日本軍の新兵器 機動力と攻撃力兼ね備えた16式機動戦闘車 ID:gvx+kXNJ

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/05/13(金) 17:33:31.18 ID:gvx+kXNJ

防衛省は2013年、「統合機動防衛力」という新戦術を打ち出した。それぞれ管轄する地域を設けて防衛警備を行う「基盤的防衛力」を生かしつつ、有事の際は、必要とされる地域まで迅速に展開する「動的防衛力」を加え、かつ陸海空自衛隊が1つになるというものだ。

陸上自衛隊は一連の改革で、攻撃力はあるが、移動に時間がかかる戦車を今後削減していく方針を打ち出した。代わりに考え出されたのが、戦車と装甲車を足した新しいコンセプトの「16式機動戦闘車」だ。英語読みの「Maneuver Combat Vehicle」の頭文字を取り、「MCV(エムシーブイ)」と呼んでいる。

2004年から開発計画がスタートし、07年に車体製造に着手した。13年2月に試作車輌が報道陣に初公開され、14年に民間フェリーを使い、九州へと展開する訓練が実施された。その際、大分自動車道を自走している。8輪のタイヤで整地された場所であれば、時速100キロで走行可能だ。不整地でも機動力は十二分に発揮できる。

MCVの特徴となっているのが、車体の上に搭載された戦車のような砲塔だ。採用したのは105ミリ・ライフル砲である。敵装甲車と戦うには十分な装備だ。

MCVの配備に伴い、即応機動連隊という部隊が創設される。これまで陸自は「普通科」(歩兵)、「機甲科」(戦車)、「特科」(大砲)など職種ごとに部隊を構成し、その都度、戦闘団としてまとめていた。それを、1個の部隊とすることで、機動力と運用効率をアップさせる。

MCVは16年度末から配備開始となる。最初の配備先は、第8師団(熊本市・北熊本駐屯地)と、第14旅団(香川県善通寺市・善通寺駐屯地)だ。中国軍の脅威に対処するため、日本南西諸島部へと迅速に展開するための南方重視の配置となっている。現在予定されている調達数は200~300両程度。一方、最盛期には1000両近く配備されてきた戦車は約300両へと減らされていく。

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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160513/plt1605131140001-n1.htm


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