安倍首相「解散の『か』の字も考えていない」
2016年5月2日18:10 TBS
ヨーロッパを訪問中の安倍総理は、同行記者団に対し、夏の参議院選挙に合わせた衆議院の解散総選挙について「解散の『か』の字も考えていない」と語りました。
夏の参院選に合わせた衆参同日選挙については、政府・自民党内で見送るのではないかという見方が強まっていますが、安倍総理は、政府・自民党内で「情報はみんなで共有しているのだろうと思う」とした上で、「共有している情報というのは解散の『か』の字も考えていないということなのだろう」と述べました。
また、消費税率を来年4月に予定通り10%に引き上げるかどうか決断する時期に関する質問に対しては、「世界経済の不透明さに対して、G7が協調し、どのようなメッセージを出していくか、G7で議論していきたい。国際金融経済分析会合の議論もよく精査していきたい」と述べました。
また、安倍総理が議長を務める今月下旬の伊勢志摩サミットでは、「世界経済の持続的かつ力強い成長をけん引するためにG7版3本の矢を放つ必要がある」と語りました。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2763679.html