【パリ共同】フランスの自動車大手ルノーは29日、株主総会を開いた。カルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)の2015年報酬を「高額過ぎる」として、持ち株比率にして約54%が反対した。直後に行われた臨時取締役会は減額しないことを決めたものの「次年から見直す」とした。フランスのメディアが報じた。
ゴーン氏の15年報酬は約725万ユーロ(約8億8千万円)。ルノーは日産自動車と資本提携し、ゴーン氏は日産の会長兼社長兼CEO。ルノーの報酬が高過ぎることが、しばしばメディアなどで問題視されてきた。
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