ソニーなど電機大手5社は28日、2016年3月期連結決算を発表した。不振事業の合理化を進めたソニーが3年ぶりに純損益が1477億円の黒字(前期は1259億円の赤字)に転換したほか、パナソニックとNECが増益だった。
ソニーは不振が続いたスマートフォン事業で販売機種を絞り込み、売上高が前期比1・3%減の8兆1057億円だった。純利益はスマホ事業の赤字幅縮小や、ゲーム事業の好調で黒字化した。
パナソニックは中国の景気減速の影響などで、売上高が2・1%減の7兆5537億円だったが、テレビ事業の収益力が向上し、純利益は7・7%増の1932億円だった。
ソース
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016042901000932.html