Mozillaは26日、Webブラウザー「Firefox」の最新安定版となるv46.0を公開した。
Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトから
ダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
「Firefox 46」では、JavaScriptのJust In Time(JIT)コンパイラーに“W^X保護”と呼ばれる
機構が導入された。これはメモリを確保する際に“実行可能かつ書き込み可能”な状態を
排除するもの。実行可能なメモリ領域には書き込むことができず、書き込み可能な領域は
実行することができないため、不具合を悪用した攻撃への耐性が向上し、セキュリティが
改善される。“W^X保護”にはパフォーマンス面でオーバーヘッドがあるが、これまでの最適化や
改善により、それも極めて小さく抑えられているという。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20160427_755366.html