「廃炉ロボコン」12月3日開催決定 廃炉研究や人材育成へ
東京電力福島第1原発の廃炉につながる研究や人材育成に向け、福島高専などでつくる廃止措置人材育成高専等連携協議会と
文部科学省が主催する「第1回廃炉創造ロボコン」の開催日が12月3日に決まった。福島高専が26日、発表した。
競技は、福島第1原発の原子炉建屋内を想定し行われる。
ロボットを遠隔操作して重量5キロの荷物を1階から2階まで階段を使って運んだり、床の面積や凸凹を調べるなど、複数の課題の中から選んで挑戦する。
会場は楢葉町の楢葉遠隔技術開発センター(モックアップ施設)。
全国の高専生が対象で、5月20日まで参加者を募集する。同じ高専の学生3人と指導教員の計4人を基本のチーム構成とし、プレゼンと実演により競う。
実行委員会が書類審査し、参加が認められたチームにはロボット製作費20万円程度が補助される。
ロボコン前に、9月中旬に同センターで参加チーム向けの研修も行われる。
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160427-069431.php