ジャストシステムは、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『アドブロッカーアプリに関する
利用実態調査』結果を発表した。この調査は、2016年4月7日~11日に、10~60代の男女1,332名
を対象に実施したもの。
それによると、パソコンやスマートフォンにインストールすると、インターネット上の広告をブロック(非表示)
できる「アドブロッカーアプリ」の認知率は34.9%で、内訳は「知っていて、詳しく説明できる」人は10.7%、
「知っているが説明できるほどではない」人は24.2%だったという。
「アドブロッカーアプリ」を利用する理由として最も多かったのは、「Web ページを閲覧する際にバナー
広告が邪魔だったから」(58.1%)で、次いで 「動画視聴の際に広告が邪魔だったから」(51.0%)、
「Webページの表示速度 を速くしたかったから」(46.5%)と続く。
そして、 「アドブロッカーアプリ」の利用により、利用者の83.9%が「コンテンツ 閲覧のストレスが減った」、
76.1%が「Webページやコンテンツの内容をじっくりと見ることができるようになった」、75.5%が「Web
ページの表示スピードが改善された」と答えている。
そのほか、広告主となる企業から報酬を受け取ることでホワイトリストとして登録し、その企業の広告は
ブロックされないようになるアドブロックアプリについて、24.5%が「利用したくない」、21.5%が「あまり納得が
できない」、15.5%が「利用者のことを考えずに、利益ばかり追求している」、5.6%が「利用したいWeb
サービス自体を有償にしてよいので、アドブロックアプリを使わなくても広告表示をしないようにしてほしい」
と回答した。
http://news.mynavi.jp/news/2016/04/23/022/