北海道・静内種馬場で功労馬としてけい養されていたオペラハウス(父サドラーズウェルズ、母カラースピン)が死んだことが22日、分かった。28歳だった。
日本軽種馬協会のHPによると、同馬は20日に左後肢基節骨(けい骨)の粉砕骨折を発症。安楽死の処置が取られた。
現役時代は“キングジョージ”などG1レース3勝を挙げた1993年に欧州最優秀古馬に輝き、94年から静内種馬場で供用を開始。2000年の年度代表馬でG1レース7勝を挙げたテイエムオペラオー、06年皐月賞、日本ダービーのクラシック2冠馬メイショウサムソンなどを送り出した。12年を最後に種牡馬を引退して以降は、静内種馬場で功労馬として余生を送っていた。母の父としても昨年の最優秀2歳牝馬メジャーエンブレムが活躍している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160422-00000178-sph-horse