【AFP=時事】フランスの自動車最大手PSAグループ(旧PSAプジョー・シトロエン)は21日、自動車業界を揺るがす排ガス不正問題をめぐる捜査の一環で、仏経済財務省の競争不正抑止総局(DGCCRF)の立ち入り調査を受けたことを明らかにした。
DGCCRFの発表によると、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れを受けて行われた排ガスの大気汚染物質試験で、PSAの3車種に有害な排ガス排出量の「異常」が見つかったため。
立ち入り調査は、首都パリ(Pars)市内4か所と東部モンベリアル(Montbeliard)にあるPSAの施設、計5か所で行われた。PSAは、捜査に全面協力していることを強調するとともに、同社の車両が「拠点のある全ての国で排ガス規制を順守している」ことを確認したと発表した。
仏当局は、仏自動車2位のルノー(Renault)にも3か月前に突然立ち入り調査を行っている。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160422-00000025-jij_afp-bus_all