海、 風、 太陽、 熱き想い君を待つ―を統一テーマにした 「第32回全日本トライアスロン宮古島大会」 （主催・宮古島市ほか） が17日、 スイム３㌔、 バイク１５７㌔、 ラン42・１９５㌔、 総距離２０２・１９５㌔のコースで行われる。 悪天候の場合、 スタートのスイムをラン競技に切り替え、 デュアスロン大会に変更する。 今大会には国内外合わせて１５７９人がエントリー。 ストロングマン （強人） の称号を目指し、 文字通り体力の限界に挑戦する。
レース前日の16日、 スイム会場やバイクコースでは選手たちが本番に備え、 軽く泳いだりバイクを走らせるなど体の動きや愛車の状態をチェック。 仲間たちとレース直前にしか味わえない独特の緊張感を楽しんでいる様子だった。
バイク、 ランのコースやスイムスタート・トランジット・ゴール地点周辺には選手たちの走りを後押ししてくれる応援幕や協賛企業ののぼりが沿道を美しく彩り、 島中がトライアスロン一色に包まれていた。
レース当日は午前５時から競技実施検討委員会が開かれ、 この日の気象条件 （風の強さ、 波高、 風向き等） を基に競技内容を最終決定。 予定通りなら午前７時にスイムを皮切りに競技開始する。 その後バイク、 ランの順に熱い戦いが繰り広げられる。
気象台によると、 17日は午前中曇り、 午後は晴れの予想。 南西の風がやや強く、 その後、 北東に向きを変えるとみている。 気温は最低24度、 最高28度。 午前６時～正午の降水確率は20％となっている。
悪天候のためデュアスロンに切り替わった昨年は、 戸原開人 （神奈川） が初の王者に輝いた。 今回は戸原を筆頭に、 地力のある西内洋行 （兵庫、 前回５位）、 ベンジャミン・ウイリアムス （米、 同４位） らの争いとなりそう。 昨年のレースでは、 バイクで圧倒的な強さを見せつけたウイリアムス、 ランに入って猛烈に追い上げた戸原の激しいバトルが繰り広げられたが、 この中に西内らがどう割り込んでくるのか注目される。
女子は酒井絵美が昨年に続く連覇と通算４度目の優勝に挑む。 昨年、 山倉紀子さんの持つ歴代１位の優勝回数に並んだ。 連覇達成と同時に女子の最多優勝記録を更新することになる。
以下ソース
http://miyakoshinpo.com/news.cgi?no=14627&continue=on