熊本県で起きた地震は海外メディアも相次ぎ速報し、多くの犠牲者を出した被災地の様子を細かく伝えた。各国の政府関係者は地震被害に対し、哀悼の意や励ましの言葉を寄せた。
韓国の聯合ニュースは16日未明から被害の状況を連続して速報。東京特派員が熊本に入り、16日未明の地震を直接経験した状況を伝えた。中国国営の中央テレビも16日正午の定時ニュースのトップで報道した。
英BBCテレビは、日本では地震が多いものの建物の耐震基準が厳しいため、甚大な被害が出ることはまれだと指摘。フランスのルモンド紙は、被害者数、政府と自治体の対応や産業界への影響を報じた。
ロシアのプーチン大統領は、安倍晋三首相に哀悼の意を表明。米国務省のカービー報道官は15日の記者会見で日本政府から要請があれば「米政府はあらゆる支援を行う用意がある」と述べた。
フランス外務省報道官は15日、エロー外相が日本の岸田文雄外相に連帯を表明するメッセージを送ったと発表。中国外務省の陸慷報道局長も16日、犠牲者に哀悼の意を表した。(共同)
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http://this.kiji.is/94030743971825142?c=39546741839462401