小さな子供に対して性欲を抱く小児性愛者のための人形を作る工場が、東京都八王子市にある。
少女に似せた身長や外見を持つ人形は、1体約70万円。この人形が海外に輸出され、大きな議論を呼んでいる。
この記事の中で、工場「TROTTLA」の代表、高木伸氏は小児性愛者の「欲望を、合法的に、そして倫理的に表現できるように手助けしている」と述べている
(The Atlanticの記事では、高木氏が自身が小児性愛者だと告白したかのような表現がなされている。
しかし、高木氏は「ここは誤訳で、自分は小児性愛者ではない」とBuzzFeed Newsの取材に答えた)。
この記事をきっかけに、海外では、高木氏が作り出す人形が「病だ」「小児性愛を正当化してしまう」などと、批判が殺到した。
高木氏は「人体の正確な再現」を目指して人形を作り始めたという。
小児性愛者向けの人形を作り始めたのは、顧客との交流を通じてであり、「小児性愛者の救済や社会貢献の可能性に気づいた」と表現する。
もともと、大人ではなく子供の人形を作っていたのは、体積の少ない子供の方が安価で制作できるからであり、
男児ではなく女児をモデルにしたのは「女児の方がヘアスタイルや服飾のバリエーションがより多く、一つの開発モデルで多様な表現展開をしやすい」からだと説明する。
高木氏は、顧客との交流の中で「小児性愛を理由に人形を買う人が7割以上だと知った」と語る。
そして、新規開発のために顧客とやりとりをする中で、ある事実に気づいた、という。
「彼らは近代において自身の性癖を反社会的なものであることを自ら理解し、深く悩み、傷付き苦しんでいるという事実です」
つづく