【北京共同】中国外務省の陸慷報道局長は12日、先進7カ国(G7)外相会合が海洋進出を図る中国を念頭に、南シナ海問題などに言及した海洋安全保障に関する声明を発表したことについて「中国はG7に強烈な不満を表明する」とのコメントを発表した。
G7の役割について「世界経済回復への勢いが乏しい中、地球規模の経済協力に焦点を当てるべきであり、海の問題をあおり、矛盾を引き起こすべきではない」と指摘。「領土問題で特定の立場を取らないという約束を守り、一切の無責任な言動をやめるよう促す」と批判した。
http://www.daily.co.jp/society/world/2016/04/12/0008982104.shtml