2004年アテネ、08年北京五輪で競泳男子平泳ぎの2種目連覇を果たした北島康介(33)=日本コカ・コーラ=が8日、現役引退を表明した。「(真剣勝負は)これが最後。この興奮を2度と味わうことはない」と語った。この日あった日本選手権兼リオデジャネイロ五輪代表選手選考会の男子200メートル決勝で5位となり、5大会連続の五輪出場を逃した。
北島は5日の男子100メートル平泳ぎでは59秒93の2位に入ったが、日本水泳連盟が定めた派遣標準記録(59秒63)を突破できず、この種目での代表入りを逃していた。
http://www.asahi.com/articles/ASJ474D4VJ47UTQP01B.html