「少女の後つけ、調べて誘拐」…寺内容疑者供述
行方不明になっていた埼玉県朝霞市の少女(15)が約2年ぶりに保護された事件で、未成年者誘拐容疑で逮捕された東京都中野区の寺内樺風容疑者(23)が
「中学生の頃から女の子を誘拐したい願望があった」「1人で帰る少女を見つけ、後をつけた。その後、少女のことを調べて誘拐した」と供述していることが1日、捜査関係者への取材でわかった。
県警は寺内容疑者が少女を見つけたのは、連れ去った2014年3月10日以前とみて調べている。
寺内容疑者は同年3月10日、朝霞市内で当時中学1年だった少女を誘拐し、今年3月27日まで千葉市稲毛区の自宅アパートや東京都中野区の自宅などに連れ回した疑い。
捜査関係者によると、寺内容疑者は「インターネットの地図アプリで誘拐する場所を探した」と供述。
「朝霞市は田舎過ぎず、都会過ぎないので良いと思った。
朝霞市に土地鑑はなかった」とし、「朝霞市に行き、学校を見て回った時、中学校から1人で帰る少女を見つけた」とも供述しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160401-OYT1T50115.html