カメルーンで自爆未遂の疑いで身柄を拘束された少女が、自分は2014年にナイジェリア北東部
チボク(Chibok)地区でイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」に集団拉致された
女子生徒の一人だと供述していることが分かった。
少女は、カメルーン北部で25日にもう一人の少女と共に身柄を拘束された。2人はそれぞれ重さ
12キロの爆発物が仕込まれたベルトを身に着けていた。ナイジェリア北部でイスラム国家樹立を
目的に武装攻撃を続けるボコ・ハラムは、しばしば拉致した少女たちを自爆攻撃の手段に用いている。
ただ、ナイジェリア政府によると、2人の年齢がいずれも10歳前後であることを示す情報もあり、
事実ならば拉致されたチボクの中等学校の女子生徒としては若すぎることになる。
ボコ・ハラムは2014年4月、チボクの学校から女子生徒276人を拉致。世界を震撼させた同事件の
発生から2年がたとうとする今も依然として219人が行方不明のままで、女子生徒らの解放にむけた
ナイジェリア政府の動きにも進展はみられない。
http://news.livedoor.com/article/detail/11346246/