米国ゆとり世代から絶賛「社会主義」サンダース氏は〝暴言王トランプ〟より100倍も怖い…「大学まで無料」「賃金2倍」掲げ大統領選
エンタメよもやま話2016.3.23 10:00更新
(全文は以下ソースより)
http://www.sankei.com/smp/west/news/160322/wst1603220002-s.html
超富裕層や富裕層、金融取引に思いっきり課税し、米のグロテスクな格差社会をぶちこわすと訴える自称「社会主義者」のバーニー・サンダース氏=米CNNニュース電子版(3月4日付) 1/5
(中略)
日本のメディアではほとんどシカトされているのですが、この人、破壊力という点ではある意味、トランプ氏以上とあって、米では今回の米大統領選の台風の目といわれています。
(中略)
そんなサンダース氏が今回の予備選出馬に際し、掲げた公約がこれまた凄すぎるのです。
(1)全国の最低賃金を現在の全国平均の約2倍の15ドル(約1700円)に増やす(2)公立の小・中・高・大学の授業料を無料にする(3)全国一律の官営医療保険制度を創設する(4)全労働者の病欠分を有給化する(5)2008年に起きたリーマン・ショックの再発防止のため、金融業界への規制を厳格化する(6)金権選挙撲滅のため、政治資金の規制を強化する(7)温暖化防止対策を徹底させる(8)不法移民を合法化する(9)賃金を男女平等にする-といった具合です。
この公約を読んで、ほとんどの人は「アホか。言うだけなら誰でも言えるわ」と思ったはずです。だがしかし。米の大統領選では言いっぱなしなど許されないのです。
自称「社会主義者」のサンダース氏は、バーリントンの市長時代から終始一貫して「いまの米国の格差社会はグロテスクである。徹底的な格差解消が不可欠だ」と訴え、北欧スタイルの社会民主主義を取り入れることで米の異常な格差社会の解消を訴え続けて今の地位を得ました。
そして、今回の公約実現のため、超富裕層や富裕層、金融取引からがっぽり税金をとると宣言したのです。