自衛隊員うそデータ入力で処分
03月24日 21時08分 NHK水戸
おととし、ひたちなか市にある陸上自衛隊勝田駐屯地に所属する４８歳の曹長が弾薬の出し入れを管理するシステムにうその数字を入力していたことが分かり、減給１か月の処分を受けました。
処分を受けたのは、陸上自衛隊勝田駐屯地の施設学校で弾薬の管理を行っていた４８歳の男性曹長で、おととし１１月中旬、弾薬の数を管理するシステムにうそのデータを入力していたということです。
勝田駐屯地では、弾薬を出し入れする際に書類に記載するとともに、そのつどシステムに入力することになっていますが、男性曹長は、書類の数字をまとめてシステムに入力していて、数字があわなくなったことからうそのデータを入力してごまかしていたということです。
去年５月の内部検査で発覚し、男性曹長への聞き取り調査で、うそのデータを入力していたことが分かったということです。
勝田駐屯地では、この男性曹長を２４日付けで、減給１か月の懲戒処分としました。
男性曹長は、「深く反省しています」と話しているということです。
勝田駐屯地では、今後同じような事案が起きないように指導を徹底し、再発防止に努めるとしています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1073962581.html?t=1458830726908