三重県議会は22日、鈴木英敬知事の給与を年間約1390万円から本来の規定額約2165万円に
戻す条例を可決した。2011年に初当選した際の公約「日本一給料の安いリーダー」の転換となる。
鈴木氏は11年6月、月給を3割、ボーナスを半額カットし、退職手当をゼロにする特例条例を提案、
成立させていた。知事47人中、全国最低だった給与水準は、今回の引き上げで中ほどになる見込みだ。
増額理由について鈴木氏は、2月25日の県議会本会議で「政治家1年生に見合った処遇でスタートし、
成果も出てきた。2期目にふさわしいリーダー像を考慮した」と説明した。
http://www.nnn.co.jp/knews/160322/20160322074.html