ノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）ジャンプ男子で１７日、４３歳の葛西紀明選手（土屋ホーム）がＷ杯個人戦通算５００試合出場の金字塔を打ち立てた。スロベニアのプラニツァで行われた個人第２７戦で「レジェンド」が成し遂げた偉業を、詰めかけた約２万人の欧州の観客が盛大に祝福した。
葛西選手と同い年でＷ杯個人総合優勝３度の経験を持ち、２００５年に引退したアンドレアス・ゴルトベルガー氏（オーストリア）は「本当にすごい。ただ一人の存在。驚いているし、尊敬している」と賛辞を惜しまない。どの国の大会でも、地元選手以上の大声援を受けるのは、Ｗ杯ではおなじみとなった光景だ。
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http://www.sanspo.com/sports/news/20160317/ski16031722470007-n1.html