三沢の冬の味覚ホッキガイを前面に打ち出した「第16回三沢ほっきまつり」が13日、三沢市港町2丁目の三沢漁港で開かれた。
昨年とほぼ同じ約1万5千人（主催者発表）が来場し、地元が誇る食材を存分に味わった。
魚食普及や地元産品のPRが目的。実行委員会（委員長・種市廣喜市漁協組合長）が毎年開催し、市とおいらせ農協（同市）が協賛した。
市漁協がイベント向けに10トンを用意。鮮度抜群のホッキガイを割安で提供したほか、炭火焼きの試食なども人気を集めた。また、農協などによる加工品販売もあった。
制限時間内にホッキガイをさばいた数を競う「ほっきムキムキ大会」では、決勝で10個をむいた野辺地町大月平の運送業木村正一さん（57）が優勝。
ホッキガイ1箱（13キロ）を獲得し「料理は得意。刺し身にシチュー、ほっき丼にも挑戦したい」と顔をほころばせた。
種市組合長は「大勢の来場者があり、ありがたい」と喜ぶとともに「今季のホッキガイはしけが少なく豊漁。このまま（漁期を終える3月末まで）順調に推移すれば」と目を細めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160314-00010001-dtohoku-l02