中東シリアのメディアやドイツ情報当局はこのほど、過激派組織ISISへの加入志願者が同組織の
支配地域に入境した際の調査書類を大量に入手した。英スカイニュースやシリアの新聞など複数の
メディアが報じた。ISISに加入する可能性のある数万人の名前や個人情報が書かれているという。
例えばある志願者は自爆テロをやりたいと希望。「頭に弾の破片が残っているせいで頭痛がするため」
できるだけ早く任務に就き、自分や他の人の命を奪いたいと述べたという。
コンピューターの学位をもつ旅行好きのオーストラリア人も、自爆テロに志願。懸念事項として夜間視力
が弱いことやマニュアル車の運転ができない点を挙げた。
質問事項は23項目におよび、生年月日や血液型、住所、婚姻の有無や過去に渡航した国といった
単純なものから、信心深さや聖戦への参加歴、「服従度」、学歴や前職、資産についての問いもある。
http://www.cnn.co.jp/world/35079393.html