ワシントン(CNN) 米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)研究計画局が先ごろ、人の脳に埋め込んだ装置でウエアラブル機器などのコンピューターと通信する技術の開発を目指し、プロジェクトを立ち上げた。
もし成功すれば、人間と機械が組み合わさった「サイボーグ」の登場も現実味を帯びてくる。戦闘中に負傷して聴覚障害や視覚障害を負った元兵士のために役立てられる可能性もある。
DARPAによると、この研究の目標は「人間の脳と現代の電子機器の間に回路を開く」ことにある。今年1月、同プロジェクトのために最大で6200万ドル(約70億円)を拠出すると発表した。
埋め込み装置の大きさは1立方センチメートル以下。脳内のニューロンを電気信号に変換し、人の脳とデジタル機器の間でデータを転送できるようにすることを目指す。デジタル化された聴覚や視覚の情報を脳に送り込むことによって、聴覚や視覚の障害を補う新しい治療法の確立にもつながると期待される。
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http://www.cnn.co.jp/tech/35079147.html