磁石を使って脳の特定回路をコントロールし、「幸福な気持ち」を引き出すことにバージニア大学の科学者たちが成功しました。
Nature Neuroscienceで公開された論文によると、目に見えない力を使って脳内にある報酬回路を刺激して、
例えばおいしい食事をした経験などを呼び起こすことでネズミの行動を微調整することに成功したことが明らかになりました。
この「目に見えない力」というのは「磁場」のことで、ある特定の磁場を作り出すことで、
この磁場の中にいるネズミが過去の幸福な経験を呼び起こすことに成功し、これを用いて
行動をコントロールすることに成功したというわけです。
今回の発見は脳の機能や機能異常などの研究において新境地を開くことになるかもしれないとのこと。
また、脳障害などに対する新しい治療法になる可能性も秘めている模様。
ソース
http://gigazine.net/news/20160308-magnetic-mind-control/