参院予算委員会で7日、民主党のバラバラぶりがまたも露呈した。
質問に立った増子輝彦氏は安倍晋三首相に対し、「経済がおかしくなっているからやめろ、という声が国会でもたくさん出ている。私は逆だ。政治が覚悟を持って決めたことだ。不退転の決意で、財政健全化、社会保障につぎ込むことを含め、上げるべきだ」と来年4月に消費税率10%への増税を予定通り行うよう迫った。
ただ、民主党は軽減税率導入を前提とした増税に反対している。2日の参院予算委員会では大塚耕平氏が「いまの状況では引き上げ反対だ」と明確に述べていただけに、自民党席からは方針の違いを指摘するヤジが飛んだ。
これに対し、増子氏は「民主党の方針とは関係ない。黙っていなさい君たち」と激高。増税先送りについて「また国民に嘘をつくことになる。国民は望んでいないが、首相の覚悟が必要だ。一事不再理ということもある。万が一、首相が衆院解散・総選挙を狙うなら、政治家としていかがなものか」と述べた。
首相は「リーマン・ショックや大震災の事態がなければ予定通り引き上げる。解散は全く考えていない」と述べた。
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http://news.livedoor.com/article/detail/11265005/