ウエスタンデジタルジャパン株式会社は、米HGSTのヘリウムガス封入技術「HelioSeal」を採用した
8TB HDDを3月下旬から発売すると発表した。店頭予想価格は39,800円となっており、エンター
プライズ向けのHGST製HelioSeal対応8TB HDDが8万円ほどの価格で販売されていることを
考えると、かなり手に入れやすい価格と言える。
今回のHDDがHGSTのOEM品を使っているものなのか、HelioSealの技術提供を受けて
Western Digitalが自社で設計しているのかは現在問い合わせ中。
Western Digitalの回答によれば、2015年10月より同社子会社のWDとHGSTの一部統合が
始まり「Combined Company」という新たな体制が敷かれたという。これにより、両社の部品/
技術/システムを活用した製品が、両ブランドの下で展開され、今回の8TB製品にも採用
されるに至ったそうだ。
HGSTのOEM品であるか、WDの自社設計であるかという明確な回答は得られなかったものの、
技術協力体制が昨年から始まったことと、その回答を鑑みるに今回の製品がWDの自社設計
である可能性はかなり高いのではないだろうか。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160302_746315.html