首相、アベノミクス「失敗という指摘当たらぬ」
参院予算委員会は2日午前、安倍首相と全閣僚が出席し、2016年度予算案に関する基本的質疑を行い、実質審議に入った。
首相は経済政策「アベノミクス」について、「総雇用者所得は名目で増え、実質でも伸びている。正社員数は26万人増えていることは国民にも知ってほしい。
アベノミクスが失敗だという指摘は当たらない」と強調した。民主党の小川敏夫参院幹事長の質問に答えた。
首相は、環太平洋経済連携協定(TPP)の自動車分野の交渉結果についても、
「自動車1台に対して3万点の部品の関税が即時撤廃される。中小零細企業の雇用にとってこれは大きい」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160302-OYT1T50060.html