2016年3月1日 11時48分
【上海共同】中国国家統計局は1日、2月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が49・0だったと発表した。1月より0・4ポイント悪化し、好不況の判断の節目となる50を7カ月連続で下回った。1月も前月より0・3ポイント悪化していた。
中国人民銀行(中央銀行)は1日から追加の金融緩和を実施し企業の資金繰り改善を狙う。だが製造業は過剰設備能力の解消が課題で、新規の受注が低迷。景気の減速感が強まれば、中国当局はさらなる経済対策の検討を迫られそうだ。
統計局は「生産活動が鈍っており、企業の原材料購入量の減少が続いている」と指摘した。
ソース
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016030101001418.html