【ナイロビ共同】ナイジェリア財務省は2月28日、勤務実態のない政府の「幽霊職員」が約2万3800人おり、給与の支払いを止めたと発表した。幽霊職員の調査を始めた昨年12月に比べると、2月分の給与支払いは22億9300ナイラ(約13億円)減ったという。地元メディアが伝えた。
ブハリ大統領は汚職撲滅を優先課題に挙げており、幽霊職員は不正の一つと指摘されていた。財務省は職員名と給与が支払われる銀行口座の名義人を調査し、幽霊職員を特定した。他にもいるとみて調査を継続する。
ナイジェリアはアフリカ最大の産油国で、原油安のため財政赤字が膨らんでいる。
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http://this.kiji.is/76996719380858357?c=39546741839462401