大阪・梅田の繁華街で車が暴走、11人が死傷した事故で、運転者の会社経営、大橋篤さん
(51=奈良市)の死因は大動脈解離による心タンポナーデと判明した。事故を目撃した50代女性は
「(大橋さんは)ハンドルを握っている感じではなく、気を失っていると思った」と証言していた。要するに、
大橋さんはいきなり心臓の大動脈が裂けて死亡し、車がそのまま暴走してしまった可能性が高い。
大橋さんはラーメン、それも「こってり」が好みだったらしく、今月1~20日の間に少なくとも9回は食べて
いた。9日はラーメン、10日はうなぎ、11日はラーメンとすし、12日はラーメン……といった具合なのだ。
1日おいて14日は焼き肉で、15日はラーメン、16日は佐世保で長崎ちゃんぽんを食べた後、大阪に
戻って居酒屋へ。17日は焼き肉にうなぎ、18日は香川でちくわ天付きうどんを2回、19日も香川で
ラーメンにうどんにマクドナルド、20日は居酒屋で飲んだ後につけめんを食べ、22日には1回でうどんを
2杯。その間にコンビニ菓子などの間食もしていた。
いかに大橋さんが身長186センチ、体重100キロの巨漢とはいえ、まるで若者のような食生活。ツイッター
には「喫煙」をうかがわせる書き込みもあった。医学博士の米山公啓氏は「あくまで一般論ですが」とこう言う。
「塩分の取りすぎによる高血圧、こってりした食事による高コレステロール、肥満、喫煙は、いずれも
(大動脈解離などの)血管病変の危険因子です。中年になれば、ひとつぐらいは当てはまるものですが、
すべてというのは珍しい。それだけリスクが高まっていたと考えられます」
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_304559/