重い荷物で…元トラック運転手の女性が提訴
日本テレビ系(NNN) 2月25日 2時25分配信
重い荷物の運搬で椎間板ヘルニアになったとして、元トラック運転手の女性が、運送会社に損害賠償を求めて提訴した。
東京地方裁判所に提訴したのは、東京都内の運送会社の静岡県内の営業所に勤務していた元トラック運転手の女性(44)。
女性は、2014年の12月に重さ約10キロのベニヤ板や、重さ1トンのコンテナなどをトラックに積み込む作業を行った結果、首の椎間板ヘルニア になり、労災と認定された。
女性は、今も右肩から腕がしびれて、握力は6キロまで低下し、日常生活にも影響が出ているということで、これは運送会社が、過重労働を命じたためだとして、2460万円あまりの損害賠償を求めている。
元トラック運転手の女性「生活がかかっていたので辞めることもできず」
「女性トラックドライバーを『トラガール』と言って色々やっているが、私の体は今、このような状況なのです」
女性は、「18年間、トラック運転手を続けていて、急に事務職に代わるのも難しい。安心してリハビリできるよう、早く解決してほしい」と話している。
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