指定弁護士が事故現場視察 29日強制起訴、補充捜査か
2016年2月26日 19時09分
東電第1原発事故で、検察官役の指定弁護士が昨年11月、福島県に入り、事故現場周辺を視察していたことが26日、関係者への取材で分かった。勝俣恒久元会長(75)ら旧東電経営陣3人の強制起訴に向けた補充捜査の一環とみられる。
26日にも業務上過失致死傷罪で起訴する方向で準備を進めていたが、指定弁護士の1人、石田省三郎弁護士(69)は同日、週明けの29日になると明らかにした。
東京第5検察審査会が昨年7月、起訴すべきだと議決。東京地裁は8月、石田弁護士ら3人を指定弁護士に選任した。その後、事案が複雑で証拠の量も多いことから2人を追加、過去最多の5人態勢となった。
ソース
http://this.kiji.is/75850349739050485?c=39546741839462401