2015年国勢調査速報値、日本の人口“初めて減少”
総務省が発表した2015年の国勢調査の速報値によりますと、日本の人口は1億2711万人で、調査を始めた1920年以降で初めて、減少しました。
国勢調査の人口集計の速報値によりますと、2015年の日本の人口は1億2711万人で5年前の調査から94万7000人減少し、調査を始めた1920年以降で初めて減少に転じました。
都道府県別で、人口が最も多かった東京都が総人口の 10.6%を占める一方、39の道府県で人口が減少しまし た。
一方、この速報値をもとに衆議院小選挙区での「1票の格差」を試算すると、議員1人当たりの人口が最も多い東京1区と最も少ない宮城5区との格差は2.334倍となります。
現在、国会で衆議院の選挙制度改革をめぐる議論が続いていますが、有識者会議の提言に沿って小選挙区の定数を6削減し、より人口比を反映する「アダムズ方式」で議席を配分すると、
現在と比べて東京で4、神奈川で2、埼玉などで1ずつ定数が増え、宮城、広島、沖縄など15の県で1ずつ定数が減る試算結果となりました。(26日08:35)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2711993.html