高齢2人組が盗みの疑いで逮捕 02月21日 18時56分
82歳と77歳の高齢の男2人が共謀して、松山市内のスーパーで、買い物していた87歳の女性の手提げ袋から 財布を抜き取ったとして、盗みの疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、いずれも松山市に住む無職の野本利晴容疑者(77)と、渡部武廣容疑者(82)の2人です。
警察の調べによりますと、2人は、21日午前11時半ころ、松山市内のスーパーの食料品売り場で、カートを押して買い物をしていた87歳の女性の手提げ袋から現金2万円余りが入った財布を抜き取ったとして、盗みの疑いが持たれています。
現場付近のスーパーなどでは、去年の夏ごろからすりの被害を受けたという届け出がおよそ20件警察に寄せられていました。
このため警察官がパトロールしていたところ、渡部容疑者がカートに近づいて陰を作り、野本容疑者が手提げ袋から財布を抜き取る現場をみつけ、その場で逮捕したということです。
調べに対して、野本容疑者は「自分が盗みをしたのは間違いない」と供述し、渡部容疑者は「買い物に来ただけだ」 と容疑を否認しているということです。
警察は、動機についてさらに詳しく調べるとともに、余罪についても捜査することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20160221/3075501.html