安倍晋三首相は20日、衆院選挙制度 改革をめぐり、議員定数を10削減する公選法などの改正案について、今国会で成立させたいとの考えを表明した。戦力不保持を定めた憲法9条2項に関し「実力組織の記述がないのはおかしい。自衛隊の存在を明記すべきだ」と改正に重ねて言及。夏の参院選に合わせて衆院選を実施する「衆参同日選」 は否定した。ニッポン放送のラジオ番組に出演し、発言した。夏の参院選をにらみ、議員定数減への積極姿勢をあらためてアピールした形だ。
首相は定数削減に関し「責任を果たすため、この国会で10減など(の法整備)をやりたい」と強調した。
http://www.47news.jp/smp/CN2/201602/CN2016022001001886.html