欧州連合(EU)首脳会議が英国の求める改革で合意したことを受け、キャメロン英首相は20日、ロンドンで緊急閣議を招集、合意内容を説明し、EU離脱を唱える閣僚の説得に当たった。キャメロン氏は閣議後、離脱の是非を問う国民投票を6月23日に実施すると発表した。英国だけでなくEUの将来も左右しかねない審判に向けた国民的議論が幕を開けた。
2月上旬の世論調査ではEU離脱派が残留派を上回っているが、キャメロン氏は19日の首脳会議後、国民投票を実施してEU残留を「全力で目指す」と宣言した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016022001001942.html