死刑確定の元暴力団会長が過去の殺人告白の文書
平成15年、前橋市のスナックで客など4人が射殺された事件で、死刑が確定した元暴力団会長が、おととし、過去の殺人を告白する文書を警視庁に送っていたことが分かり、警視庁は関係者から話を聴くなどして慎重に捜査しています。
警視庁によりますと、文書を送ったのは、平成15年に前橋市のスナックで居合わせた客など4人が射殺された事件などで殺人などの罪に問われ、死刑が確定した67歳の元暴力団会長です。
警視庁や関係者によりますと、文書はおととし9月に届き、この中で、元会長は、平成10年ごろ、知り合いの男性の首を絞めて殺害したあと、配下の暴力団組員に命じて遺体を遺棄したなどと記しているということです。この男性は、過去の共済組合を巡る大型詐欺事件を巡って国会で証人喚問された人物で、警視庁によりますと、平成10年ごろに行方が分からなくなり、親族が捜索願を出しているということです。
警視庁は、行方不明の男性に関連していることから、元会長からの文書を基に、関係者から話を聴くなどして慎重に捜査しています。
そーす http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160219/k10010414321000.html