大手企業で運動会など再評価 一体感醸成に効果「リアルな交流できる」
百貨店大手の松屋が社内運動会を20年ぶりに復活させるなど、大手企業で社内運動会などの社内行事を開催する動きが出ている。
景気低迷や、仕事と私生活を分けて考える人が増えてきたことなどを理由に減少傾向だったが、ここ数年で再開する企業が目立っている。
IT化の進展や業務の細分化に伴い、部門が異なるとなかなか顔を合わせることのない社員の一体感醸成に効果があると再評価されているようだ。
(中略)
社内イベントの企画や運営をサポートするJTBモチベーションズによると、全社内イベントに対する運動会の問い合わせ割合は13年の13%から15年は37%へと増えている。
同社は「社内でもメールなどによるコミュニケーションが増える中、リアルなコミュニケーションの場として求められ、一定の効果がある」と分析している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00000011-fsi-bus_all