Mozillaは2016年4月にリリースが予定されているFirefox安定版の最新版(Firefox 46)で、マルチプロセス
アーキテクチャの機能を導入する計画でいることがわかった。Firefoxにおけるマルチプロセスアーキテクチャ
への取り組みは2009年に始まっているが、同機能の導入は何度も延期され、最終的に7年ほどかけての
リリースとなる見通し。この機能の導入によって、Firefoxが使用するメモリ容量が10%から20%ほど増加する
可能性があるため注意が必要
Webブラウザを単一のプロセスとしてではなく複数のプロセスに分割して動作させるという取り組みはGoogle
がChromeで取り組んだことで大きく注目されるようになり、他のブラウザも似た取り組みを行うようになった。
このやり方はマルチプロセス・アーキテクチャと呼ばれており、セキュリティや安定性の向上に効果があると
されているほか、マルチコア/メニーコアの効果的な利用、長期にわたってWebブラウザを使い続けた場合に
おけるメモリの解放などにも利点があるとされている。
http://news.mynavi.jp/news/2016/02/17/347/