【モスクワ時事】タス通信によると、陸上界の組織的ドーピング問題で昨年12月に辞職したロシア反ドーピング機関(RUSADA)の元幹部ニキータ・カマエフ氏が14日、死去した。
50歳。スキーをして帰宅後、心臓の異変を訴えたという。
2月3日にもRUSADAの元幹部ビャチェスラフ・シニョフ氏が死去したばかり。この際、死因は明らかにされなかった。国内では「2週間で元幹部2人が死亡した」(地元メディア)と衝撃が広がっている。
ロシア陸連は資格停止処分を科され、8月のリオデジャネイロ五輪に出場できない可能性がある。昨年11月の世界反ドーピング機関(WADA)独立委員会の報告書は、ロシア連邦保安局(FSB)が違反のもみ消しを図っていたと指摘している。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160215-00000109-jij-spo