http://o.aolcdn.com/hss/storage/midas/1f3da13ad0673b59da77437433961524/203382839/F1+considers+adding+canopy+to+%27Halo%27+closed+cockpit+design.jpg
フォーミュラ1は、より長期的な視点でドライバーの安全を向上させるべく、"Halo(暈)"型のクローズド・コックピットを2017年より導入することを計画しており、さらにクリアパネルを採用する防護策も検討中だ。
F1のテクニカルイラストを多数手がけてきたジャーナリスト兼イラストレーターのジョルジョ・ピオラが描いたコンセプト図(上の画像)では、破損したパーツや破片からドライバーを守るため、アクリル樹脂か防弾ガラスと思われる透明な素材でできたパーツがコックピットの周囲に取り付けられている。
ピオラが考案したこのバージョンではパネルがドライバーの周囲にぐるりとめぐらされているが、パネルを両サイドだけに設置したもう1つの案(下の画像)も出されており、こちらは全面パネルで発生する視野の問題を避けられるようになっている。
クローズド・コックピットについては、すでに各チームが検討を始めているが、ドライバーにとって本当にプラスになるという確証を得るためには、多くの試行を重ねることが必要だ。つまりHaloコンセプトは、承認後に使用されて初めて、その真価が問われることになるのだ。
以下ソース
http://jp.autoblog.com/2016/02/12/f1-considers-adding-canopy-to-halo-closed-cockpit-design/