ドイツ南部バイエルン(Bavaria)州ローゼンハイム(Rosenheim)近郊で9日、通勤列車2台が正面衝突し、少なくとも8人が死亡、約100人が負傷した。
現地警察によると現在確認されているのは、死者8人、負傷者約100人で、うち55人は重傷だという。事故の原因は今のところ分かっていない。現場はミュンヘン(Munich)の南東約60キロのバート・アイブリング (Bad Aibling)に近いという。
http://www.afpbb.com/articles/-/3076368
ドイツ列車衝突事故、人為的ミスが原因か 死者10人に
新聞社グループ「RedaktionsNetzwerk Deutschland(RND)」は捜査関係者の話として、信号場の職員が、運行が遅れていた最初の列車を通過させるために手動で自動信号システムを切っていたと報じている。その後、単線ルートが2本に分かれる分岐点を最初の列車が通過する前に、反対側から進んできた2番目の列車が同じ単線ルートに進入した。
独紙ビルト(Bild)によると、信号システムが手動で止められたことによって、自動ブレーキシステムの動作も停止したとみられる。地元警察はAFPの取材に対し、この報道についてのコメントを拒否した。現場からは列車のブラックボックス2つが回収されたが、当局は現在も3つ目の捜索を続けている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3076403