“4号機建屋に隣接する使用済み燃料の共用プールには、6726体もの燃料が保管されており、空きはわずか1%。
燃料を金属容器に入れて空気で冷やしながら保管する「乾式貯蔵」の設備も28基あり、1412体が入っている。設備は50基まで増やす計画だ。
1日300トンも地下水が建屋に入り込むため、汚染水は増え続けているという。
放射性物質の除去装置を駆使しても、取り切れないものがあるため、貯蔵能力千トンクラスの汚染水貯蔵タンクも増加の一途をたどる。
既に910基あり、2~3日に1基増設しないと間に合わない計算だ。「当面は、タンクにためてこぼさないというのが使命」(小野所長)となる。”
本紙記者が見た福島第1原発の今 増える汚染水、建屋内部手つかず
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/npp_restart/88951.html
“昨年10月に完成した「海側遮水壁」が見えた。護岸に多数の鋼管を打ち込んだ結果、汚染地下水の港湾への流出は減ったが、地下水の水位は上がった。
地下水は、くみ上げて一部を建屋に戻しており、汚染水の総量が増える結果を招いた。
今後、タンクを約3万トン分、増設し、土壌を凍らせて地下水の流入を防ぐ「凍土壁」の稼働も目指すが、汚染水対策は一進一退を繰り返している。”
福島第一原発、「一進一退」が続く汚染水処理
放射線量減りマスクは敷地の約9割で不要に
http://toyokeizai.net/articles/-/103567
http://tk.ismcdn.jp/mwimgs/1/3/1140/img_132abf2019b5b363375fdceeffb682352968873.jpg