赤穂夫婦殺害 「遊ぶ金が欲しかった」19歳孫供述
http://mainichi.jp/articles/20160207/k00/00m/040/098000c
毎日新聞 2016年2月6日 21時58分 (最終更新 2月6日 23時51分)
兵庫県赤穂市の民家で5日午後、住人の男性(69)と妻(64)が殺害されている
のが見つかった事件で、県警赤穂署捜査本部は6日、同居する孫で養子の少年
(19)が関与した疑いが強まったとして殺人容疑で逮捕した。
「私がしたことに間違いありません。ハンマーを使って3日に殺した」と容疑を認め、
「遊ぶ金が欲しかった」と供述しているという。
司法解剖の結果、妻の死因は失血死だった。【矢澤秀範、山懸章子】
逮捕容疑は3日午後3時ごろから5日午後1時25分ごろの間、自宅内で夫婦を
何らかの方法で殺害したとしている。
3日夜以降は友人宅などに泊まっていたという。
捜査本部によると、夫婦は居間で倒れており、男性は頭、妻は首や背中などに
切ったり刺したりした傷が数カ所ずつあった。
少年は「ハンマーを使って頭部などを殴打した」と供述しているという。
少年は会社員で、5日午後1時25分ごろ、自ら110番通報。
当初は「仕事から帰宅し、倒れている2人を見つけた」と説明していた。
室内は荒らされていたが外部から侵入した形跡がなく、捜査本部が詳しく事情を
聴いていた。
少年は夫婦の娘の子どもだが、数年前に養子になって3人で暮らしていた。
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容疑者が被害者の孫で未成年のため、被害者を匿名に切り替えます。