中国スーパーリーグ(1部)の江蘇蘇寧(Jiangsu Suning)は5日、ウクライナ1部リーグのシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)からブラジル人MFアレックス・テシェーラ(Alex Teixeira)を獲得したと発表。移籍金は同リーグ史上最高額を更新する5000万ユーロ(約65億円)となり、中国のクラブが今冬の移籍市場で費やした金額は、合計2億5890万ユーロ(約338億円)に上った。
中国ではここ数日間、スーパーリーグの移籍金最高額が3度も更新されており、サッカーのニュースサイト「Transfermarkt」は、同国の移籍金総額はイングランド・プレミアリーグのクラブが冬の移籍市場で費やした総額2億4730万ユーロ(約322億円)を上回ったと伝えている。欧州の冬の移籍市場は1月で終了しているが、中国は26日までとなっている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3075966
ベンゲル監督は、大金を選手獲得に費やす中国スーパーリーグは脅威になるかと問われ、「もちろんだ」と答えた。
「中国には欧州の全リーグを国内に動かすだけの財政力があるようだ。われわれはこの仕事に長く携わっているので、経済力の重要性を理解しているし、彼らはそれを持っている」
「彼らは今後も戦力補強に大金を使い続けると思うか?思い出してみてくれ。過去に日本がそれをやっていたが、その後は失速した」
「中国がどれだけ深い欲望を持っているのか、私にはわからない。ただし、政治的な欲望がとても強ければ、われわれは心配しなければならない」
http://www.afpbb.com/articles/-/3075993