大麻工場 火事と間違え発覚、植物500株押収 大阪
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大阪府警が押収した大麻草とみられる大量の植物 =府警富田林署で201 5年12月
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大麻草とみられる大量の植物が見つかった民家=大阪府富田林市で2016年1月31日
大阪府富田林市の住宅街の民家で昨年12月、府警が大麻草とみられる植物約500株を押収したことが捜査関係者への取材で分かった。
ダクトから出る大量の水蒸気を見た近所の人が火事と勘違いして119番通報し、発覚した。
国内での大麻草の押収量としては異例の規模で、末端価格は億単位とみられる。
府警は外国人を含む密造・密売組織の「大麻工場」とみて、本格捜査に乗り出した。
捜査関係者によると、この民家に出入りした大阪府八尾市のベトナム国籍の男を別の大麻取締法違反事件で逮捕している。
府警は他に複数の人物が民家での大麻の密造 などに関わったとみている。
現場の民家は富田林市楠風台(なんぷうだい)の木造2階建ての借家。
昨年12月21日朝、民家の換気用ダクトからもくもくと出る水蒸気を、火事の煙と勘違いした住民が119番通報した。
http://mainichi.jp/articles/20160201/k00/00m/040/115000c